_PG_5598 “よいこのよいおもちゃ”こどもや エピソード掲載

“よいこのよいおもちゃ”こどもや エピソード掲載 19.8.27

 いば3ふるさとサポーターズクラブの活動の中でさまざまなご協力をいただいていた「こどもや」さんが、令和元年8月31日をもって半世紀以上続いた長い歴史に幕を下ろすこととなりました。
 閉店する前に、今まで季刊誌「Sun」の取材やプロモーションビデオの撮影などご協力いただいた「こどもや」さんに何かお返しがしたいと思い出のエピソード募集を行いました。今回は、そのみなさんから寄せられたエピソードをご紹介します!!また、当クラブで「こどもや」さんにお邪魔させていただいた際の写真も合わせて掲載します。
 こどもたちのみんなの遊び場として、長い間にわたって活躍してくれたこどもやさんをエピソードと写真から思い出してくれたらうれしいです。

こどもや写真

(写真提供:アラタケンジ)

 それでは、みなさんから応募いただいたエピソードはこちらから

根矢涼香 さん
 小学生の頃、小鶴祭りや商店街近くに住む友達の家に行くたびに、お菓子を買いに行きました。
 少し離れた場所に住んでいたので、近所の子たちよりは訪れた回数は比較的少なかったけれど、タイムスリップをしたかのような店内、宝探しをするワクワク感ははっきりと覚えています。
 十数年が経ち、茨城町のプロモーションビデオの撮影で久し振りに訪れた「こどもや」。店内に入った瞬間に子供の自分に引き戻された感覚になりました。
 世代も時間も超えて、訪れる人を暖かく迎えてくれるこどもやの「おばちゃん」こと藤田洋子さん。また来てね、という変わらない笑顔に、みんなの心が帰る「お家」のような人だなあと思いました。茨城町の多くのこどもたちがここで集い、旅立ち、また帰ってくる場所なのだな、と東京での生活の中でふとした瞬間に思い出します。自分たちが生まれるずっと前から、町のこどもたちを見守り続けてくれた「こどもや」さん。今まで本当に、ありがとうございました。


ペンネーム:レジェンド幸司ファン さん
 私は、幼かった頃から30年以上もこどもやにお世話になりました。小学生時代はよく友達とゲームコーナーで対戦型格闘ゲームをやってました。夏はシャーピットというフローズンドリンクをよく購入しておりました。こどもやは私の青春時代の良い思い出です。

ペンネーム:ストライク男 さん
 初めて行ったのは小学校低学年の頃だったかな?タイトーのスペースインベーダーが世に出始めた前後くらいか。
 小学生当時ガンプラブーム直撃世代だったので、「ガンダム」や「シャアザク」がなかなか手に入らなかったねぇ。
 よく通うようになったのは中学に入ってからだったか。「発売日前にある週刊少年雑誌が買える!」との噂を聞き、授業と部活が終わった16時頃にお店に到着するも店頭にはなく、「ガセネタか?」と思いきや、月曜日の昼休みには最新号の話題で盛り上がっている連中が居たので詳しく聞いてみると「予約制」であるらしいとのこと。まぁお小遣い事情により中学時代には毎週購入は難しかったのであまり気にしていなかったのだが、高校入学を機に思いきって聞いてみると予約OKとのこと。以降、高校卒業まで毎週土曜日は学校帰りに寄るのが定番化しました。
 半地下のゲームコーナーにもよく通いつめました。初めて入った頃は天井?に頭がつかなかったけど、高校卒業の頃には中腰(友人曰くガウォーク態勢)じゃないと出入り出来なくなりました。先代ご夫婦にも「あんなにちっちゃかったのに、でかくなったねぇ」と言われました。今思うとあのスペースによく作ったと思いますよ。テーブル筐体5台、アップライト筐体2台だったかな?夏休み時季、クーラーもまだ一般的ではない時代に10人くらいが居たと思う。平日の放課後のゲームコーナーは16時台に小学生、17時台に中学生、18時台に高校生という感じでところてん方式のように入れ替わり入店してた感じがする。あまり遅くなると親に怒られるし、退店が遅くなるとおばちゃんに怒られるし。
 高校卒業と同時に就職の為上京したので足は遠のいてしまいましたねぇ。たぶん1995年頃の帰省の際に姪を連れて行って「いつの間に娘作った!ずいぶん早稲(ワセ)だな」「俺のじゃねぇしw俺のだったら出来る前に結婚式呼ばッぺ?」と他愛のない会話をしたのが最後かなぁ。
 長きにわたり少年少女の憩いの場であった所がなくなるのは寂しい限りです。
 ありていの言葉しか浮かびませんが、「こどもや、ありがとう!」


ペンネームなし
 こどもや(通称がきや)の思い出は、小学校時代、学校終わりの遊び場と言えばこどもやでした。こどもやの奥にはゲーム機があり、お小遣いを握りしめ友達と遊びました。8月末で閉店とのことですが、そこで遊んだ思い出は永遠に私の中に残ると思います。今まで長い間ありがとうございました。

 みなさん、エピソードのご応募いただきありがとうございました。
 また、こどもやさん長い間にわたって子供たちの遊び場として、多くの子供たちを見守ってくださってありがとうございました。

こどもや写真

(出展:茨城町プロモーションビデオ「つながりとひと」)
こどもや写真

(撮影:茨城町)