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茨城町住民の方に根ほり葉ほり聞いてみました!(第30回野曽区)

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  茨城町住民の皆さんの所におじゃまして、お話をうかがい、区ごとの特徴をご紹介します。
  「移住に興味がある方」「まさに今!移住思案中の方」「茨城町は知らないけれど、お時間の許される方」
  ちょっと覗いてみてください。インタビューにご協力いただいた方に次の区の方をご紹介いただくリレー形式で89の区(行政区)を順にご紹介したいと思います。

第30回  野曽区(のそく)

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野曽区概要
野曽区地図

◇茨城県東茨城郡茨城町野曽◇
お勧めスポット:
鹿島神社の銀杏(町指定天然記念物)
世帯数:97世帯
人口265人(男132人  女133人)   
(令和3年9月末住民基本台帳調べ)

上記写真:県道59号側道より

野曽区の方にインタビューしました!

インタビュー写真集
地内風景 IMG_8973-1 IMG_8425
区内案内標識 区内風景 インタビュー風景

今回インタビューにご協力いただいたのは、鈴木照子さんです。お友達の大高真由美さんも同席していただけました。

Q野曽区に住んでどのくらいになりますか?また普段はどんな生活を送っていますか?

近隣水戸市から嫁いできて、50年近くになります。
普段は肥料販売の代理店を営み、傍ら庭の手入れや、芍薬の花を有機栽培しています。
芍薬は花が収穫できるまで、数年の年月を要します。次の年、その次の年と、2~3年先まで考え、花と向き合う根気のいる作業です。
それでも、見事な花の束を両腕に抱えると、何とも言えぬ満たされた気分になるものです。
昔のことわざに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」なんていう言葉があるように、本当に見事なまでに美しいです。

35年前に夫を亡くしてからは、女手一つで二人の娘を育て上げてきたので、目まぐるしい日常の連続でしたが、そんな中でも、地域の人達と関わりあえる事で、一人一人の心の温かさを感じ、皆に支えてもらいながら、ここまでやってこれた気がします。
感謝ですね・・・。
色々な出来事を楽しく考える、切り替える様にして、やってこれましたが、そこにはやっぱり、皆さんの支えが大きかったと思います。
やっぱり人の支えって力になります。「あぁ・・がんばらなきゃ!」って。

娘達が独立した今も、変わらず忙しい日々を送らせてもらっていますが、少しでも地域貢献ができればと思い、ここ数年前からは各種ボランティア活動にも積極的に参加するようになりました。
キャプチャ芍薬1IMG_8448-1キャプチャ芍薬2

Q野曽区の住み良い点、不便を感じる点を教えてください。

この地域に根をはり「基盤がつくれた事」で、住み良い環境になったのかな・・と感じます。
ここは、主要道路、大洗友部線が通っていて、工業団地のすぐ側。高速のインターチェンジが近かったり、病院が近かったり、便利な部分もあります。
逆に、徒歩圏内には食料品や衣料・日用品を扱うお店がなかったり、車が運転出来なくなった時には、きっと移動手段にすごく困ったりするんだろうなぁと想像したりもします。
ただ、そんな不便な事を数えたら限りがないけど、どこかと比べる事で、「住み良い」「住みづらい」という価値観を持つよりは、住んでいて、自分が安心して生活出来る事が、一番大切な事だと思います。
住めば都です。
 

Q住民の方が思うアピールポイントがあれば聞かせてください。野曽区独特な所はありますか?

コロナ禍、集まりも控える様になり、今はこれといった行事は行われていませんが、例年の行事といえば、夏祭りや女性部の様々な活動、花壇作り等ありますが、
中でも「金比羅神社のまきもち」は賑わいます。
病魔退散を祈願し、各家庭が餅やみかん、菓子などを持ち寄り、集めて撒きます。
我が家では、毎年餅を持参しますが、ついて丸くした餅を、12個(うるう年は13個)重箱に入れてお供えします。
「まきもち」には子供も大人も大勢集まり、小さな子供でも、持ちきれない位の餅やお菓子の入った袋を抱えて帰ります。
こうした子供達にとって楽しい行事はずっと守っていきたいですね。

野曽区独特な所
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《宝塚古墳》
★町指定史跡
昭和51年認定。
昭和60年に周溝確認調査が
行われ、前方後方墳であることが
明らかになった。
築造年代は4世紀末から
5世紀はじめとされ、
町内では最も古い古墳となる。
全長39.3m
前方部幅6.5m高さ1.2m
後方部幅19.5m高さ2.1m

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《鹿島神社の銀杏》
★町指定天然記念物
昭和51年認定。
鹿島神社の神木でもある
当イチョウは樹齢200年以上と
推定される。
昔から、初詣や七五三の
参拝に訪れる人も多い。
時期には見事な紅葉を
楽しむ事も出来る。

IMG_8602 《金比羅神社》
創立年代不明。
例年12月に「まきもち」が行われる場所。
古くから愛され、守られてきた
この場所は、地域の人達の
パワースポット的存在なのかもしれない。
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《川根尋常高等小野曽分校跡地》
明治26年から昭和44年にかけて
学び舎が存在した場所。
それから50年以上もの間
手つかずに残っている
この場所は「分校跡地」として
大切に保たれている。

Q最後に・・移住検討中の方へメッセージをお願いします。

贅沢な自然に囲まれたここ野曽での生活は、人それぞれにきっと味わい方があって・・きっと、その方それぞれの宝物が見つかると思います。ぬくもりある、この野曽の土地においでください。

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 左:鈴木照子さん       右:大高真由美さん        ご協力ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
(取材日:令和3年11月5日)


掲載日 令和3年12月22日 更新日 令和5年4月19日
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