このページの本文へ移動
トップいばらきまち暮らしお知らせ> 茨城町住民の方に根ほり葉ほり聞いてみました!(第11回上石崎船渡区)

茨城町住民の方に根ほり葉ほり聞いてみました!(第11回上石崎船渡区)

nehorihahori

  茨城町住民の皆さんの所におじゃまして、お話をうかがい、区ごとの特徴をご紹介します。
  「移住に興味がある方」「まさに今!移住思案中の方」「茨城町は知らないけれど、お時間の許される方」
  ちょっと覗いてみてください。インタビューにご協力いただいた方に次の区の方をご紹介いただくリレー形式で89の区(自治会)を順にご紹介したいと思います。

第11回  上石崎  船渡  区(かみいしざき ふなど く)

上石崎  船渡  区の風景写真

上石崎  船渡  区概要
茨城町の地図画像 ◇茨城県東茨城郡
               茨城町上石崎(船渡)◇
お勧めスポット:熊野神社
世帯数:91世帯
人口251人(男128人女123人)
(平成30年10月末住民基本台帳調べ)

上石崎船渡区の方にインタビューしました!

インタビュー写真集
インタビュー写真集1 インタビュー写真集2 インタビュー写真集3

今回インタビューにご協力いただいたのは鶴田泰士さんです

Q 上石崎船渡区に住んでどのくらいになりますか?

  39年です。ここは生まれ育った土地になります。
  現在は家業の、水処理のメンテナンス会社の経営に携わっています。

Q 上石崎船渡区の住み良い点、不便を感じる点を教えてください。

  ここは見回せば180度田んぼと畑が広がり、茨城町では中心寄りにある区です。ちょうど今の季節は白鳥が来てますね。茶色い畑に真っ白い鳥が居るのでよく目立ちますよ。
  住み良い点・・・やっぱり茨城町なんでね、野菜やお米は豊富ですし、美味しいです。船渡区に特化してこれという作物は思いつきませんが、うちでは、87歳になるおばあちゃんが、白菜、キャベツ、じゃがいも、さといも等々…現役で色々と作っています。とにかく「あげる」のが好きみたいです。近所の人達と交換したり、娘達が帰省した時にも「芋もってけぇ~ナッパ(葉物野菜)はあんのか~ぁ?」って。最近までスクーターを運転して出かけていたんです。この区は、お年寄りが元気です!そんな会話が飛び交うこの自然な時間の流れがたまらなく好きですね~。
  自分の先輩も船渡が好きでTシャツ作っちゃう程ですから(笑)上記右画像

  不便な所は・・・この区にはコンビニもないし、スーパーもないです。車で10分もいけば、それなりに用を足せるお店はありますが、急な時は不便を感じる時もありますね。幼い時の記憶の中では買い物は一種の「家族のお出かけイベント」の様な感じでした「あそこのお店にいくから、ついでにこっちもいっちゃおう!」って・・・大人になった今では、車で”少し走れば”という覚悟みないなものが当たり前になってますけどね。

Q 上石崎船渡区独特な所はありますか?土地柄自慢やエピソードがあれば聞かせてください。

  ここは区の中心に民家が密集して、周りを田畑に囲まれています。その分人と人との繋がりが深い気がします。区のほとんどの人には、おじいちゃんかおばあちゃんの名前を言えば、どこの家の人か通じますし、近所の情報も伝わるのは早いです。これはもう田舎独特なんじゃないでしょうか(笑)

  子ども会では、夏のお祭りがあり、熊野神社から山車や神輿をだして区内を回ったり、ビンゴ大会をしたりします。人数は少ないですが、区に実家がある人達は戻ってきて祭りに参加してくれるんですよ。

  あとは…消防団もあります。夜警の時など、若い人たちが集まる機会になって、区の活気につながればいいなと思っています。地域の為に、田舎だからこそ出来る事があると思っています。地域の為に集まる団体=消防団です!

上石崎船渡区独特な所
船渡新農村集落センターの写真1 船渡新農村集落センターの写真2

《船渡新農村集落センター》
区の集まりなどは全てここで
行われるそう。
花壇の花は見事に手入れされていて
県民運動「花いっぱい運動定着化
促進事業」にも参加している。
 

熊野神社の写真1 船渡
 

《熊野神社》
区のお祭りの拠点となる場所。
寛文年間(1661~1673)
徳川光圀公によって
八幡宮を熊野神社と改称された
事を示す石碑が残っている。

 

区の風景写真1 区の風景写真2 船渡

《区の風景》
今では希少な火の見櫓や
おばあちゃんの畑から見える夕日
ここで大きな深呼吸をすると
それだけでパワースポットを
訪れた様な感覚になる。
 

Qご近所付き合いエピソードがあれば聞かせてください。

  ここは6区画の小さな組に分かれているんですが、子供がうまれた時は、同じ組の人達が、お祝いをもって自宅まで来てくれました。初正月も初節句も。
  まるで親戚みたいな付き合いです。義理がたいんですよね。
  以前、何かのお礼にと、畑をトラクターでうねってくれたり。

  「助けあう文化」は「助け合いながら生きてきた」人生の先輩達の知恵なんだと思います。
  それが子や孫に引き継がれてこの船渡区にもそれがまだ残っているという事はこれからも大切にしていきたい事です。子供達にも、そんな大人の背中をみながら大きく成長していってほしいと思います。

Q最後に・・上石崎船渡区はどんな区ですか?移住検討中の方へメッセージをお願いします。

  移住すると言う事は何かしらの覚悟が必要だと思います。
  でも、来てみて物事が進んでいくと、考えているより、楽だったりすることもあると思います。
  まずは来てみないと分からない事ですが、前に出すぎると、田舎の人はびっくりしちゃったり、構えちゃうので、一緒に遊びながら、経験をつんでいけばきっと慣れてくと思いますよ。
  まずは、消防団へようこそ!ですね(笑)

船渡

  ご協力ありがとうございました。
  次は下石崎(長洲区)へお伺いします!
(取材日    平成30年12月10日)


掲載日 平成30年12月26日 更新日 令和3年10月18日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
町長公室 地域政策課 企画グループ
住所:
〒311-3192 茨城県東茨城郡茨城町大字小堤1080番地
電話:
029-292-1111 内線 231 232
FAX:
029-292-6748
(メールフォームが開きます)