茨城町住民の方に根ほり葉ほり聞いてみました!(第16回宮ケ崎第5区)
茨城町住民の皆さんの所におじゃまして、お話をうかがい、区ごとの特徴をご紹介します。
「移住に興味がある方」「まさに今!移住思案中の方」「茨城町は知らないけれど、お時間の許される方」
ちょっと覗いてみてください。インタビューにご協力いただいた方に次の区の方をご紹介いただくリレー形式で89の区(自治会)を順にご紹介したいと思います。
第16回 宮ケ崎 第5区(みやがさき だいご く)
◇茨城県東茨城郡茨城町宮ケ崎◇ 位置:鉾田市に隣接 |
宮ヶ崎第5区の方にインタビューしました!
今回インタビューにご協力いただいたのは大塚慎一さんです(トマト農家 経営)
Q宮ケ崎第5区に住んでどのくらいになりますか?
41年です。ここで生まれ育ちました。結婚後も両親と同居して、家業を継いでいます。3世代同居です!
Q 宮ケ崎第5区の住み良い点、不便を感じる点を教えてください。
この辺は畑と田んぼ、緑ばかりで、宣伝できるような場所は何もありませんが、何もないので、我が家の場合は、いつも家に人が集まります。何人か来ると、庭の駐車スペースがいっぱいになるので、家の前の畑の側に車を停めて遊びに来る友達がいるんですが、道路際なので、その停まっている車をみて「○○ちゃん来てるんだぁ~。俺もちょっと寄っていくか」ってな感じで、寄り道していってくれる友達が増えていきます。仕事が一段落した夜は、常に誰かきてますね~にぎやかですよ。作物は、手を掛けた分だけ応えてはくれますが、言葉が話せないので農家同士の情報交換はとても大切な時間です。
不便を感じる点は・・・きっと都会に住んでいる人からみたら、不便な事は、盛りだくさんだと思います。ほんと何もないから(笑)
車の運転もできなかった学生の頃は自転車しか移動手段がなく、洋服を買いに行きたい時、友達と遊びに出かけたい時、幼かった自分達には、水戸へ出かけるのでさえ、一日がかりの大イベントでした。まぁ楽しかったですけどね。
でも、今は、車があるから大丈夫!自分の場合、ここにしか住んだことがないから、他の土地の環境の色々は、わからないけど、ここを「嫌だな~っ」て思った事はないですよ。こんなのんびりした所で育った自分は、きっと都会に住んだら窮屈に感じるかもしれないですね。ただ、漠然とした憧れはありますけど(笑)
Q 宮ケ崎第5区独特な所はありますか?土地柄自慢やエピソードがあれば聞かせてください。
独特といえば…この辺りは、畑と庭、自宅が同じ敷地にある家が多いです。会社勤めの人に例えれば、家の敷地内に会社がある・・・みたいな。自宅は塀や生垣に囲まれているので境がわかるんですが、近隣では、同じ苗字も多い中、畑の境界線は、分かりずらいみたいで、新人の※技能実習生達は、一生懸命やるうちに夢中になり、いつのまにか隣の畑の草取りをしてるなんて事はよくある話です(笑)逆もありますけどね「うちの畑まできれいにしてもらっちゃってすいません」って^^
あとは、子供会で日帰り旅行にいっています。子供の数は多くはないので、親戚に声をかけたり、「来たい人来て!」ってな感じです。毎年、小学6年生が行く場所を決めるんですが、6年生が1人しかいない年は、バス1台で、その子の行きたい所に行く!みたいな・・・これもまた楽しいですよ。ちなみに今年はお台場です!!
※技能実習生=海外から技術を学ぶために来ている労働者
《区内特徴》 |
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《区内風景》 |
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《香取地区学習等供用施設》 |
Qご近所付き合いや、区の恒例行事などエピソードを聞かせてください。
ここ最近は、住人もだんだん減ってきているから、大きな行事は、なかなかできなくなってます。自分たちが小学生の頃は、区内では運動会があったり、男の子はソフト、女の子はミニバスケチームがあって、町内大会があったのを覚えています。懐かしいなぁ~。
”昔っから”顔をみて、昔っから知ってるおじちゃん、おばちゃん達ばっかりだから、みんな親戚みたいですね。なんですかね~この独特の感じ。嫌じゃないんですよね~。昔、第5区に住んでいて今は近隣の区に越した人でも新年会や忘年会に来たりしますし、この辺は”区”という縛りはあまり感じないかもしれないですね。
Q最後に・・宮ケ崎第5区はどんな区ですか?移住検討中の方へメッセージをお願いします。
”住人がいい人!”って一言でいってしまうのは漠然として伝わりにくいかなぁ。
まぁ~みんなマイペース。穏やかな人が多いんじゃないかな。
住み続けて感じることは…
若いころには、気づく事が出来なかった事が、年をとってわかった事は多いですね。年を重ねるほど、良さがわかってきた気がします。まぁ、住めば都ですね(笑)
この周りの恵まれた環境を40年かけてわかりました。
ここには守りたい物(大切な人の健康や笑顔)を守れる自由があります!
ご協力ありがとうございました。
次は大畑区(おおばたけ く) へお伺いします!
(取材日 令和元年6月12日)