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茨城町住民の方に根ほり葉ほり聞いてみました!(第33回木部西部区)

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  茨城町住民の皆さんの所におじゃまして、お話をうかがい、区ごとの特徴をご紹介します。
  「移住に興味がある方」「まさに今!移住思案中の方」「茨城町は知らないけれど、お時間の許される方」
  ちょっと覗いてみてください。インタビューにご協力いただいた方に次の区の方をご紹介いただくリレー形式で89の区(行政区)を順にご紹介したいと思います。

第33回  木部西部区(きべ せいぶ く)

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木部西部区概要
掲載用地図

◇茨城県東茨城郡茨城町木部◇

位置:笠間市に隣接
お勧めスポット:薗部商店
世帯数:86世帯
人口233人(男117人  女116人)   
(令和4年10月末住民基本台帳調べ)

上記写真:涸沼川側あぜ道より

木部西部区の方にインタビューしました!

インタビュー写真集
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地内風景 茨城岩間線沿い
米粉パン屋さん
インタビュー当日風景

 今回インタビューにご協力いただいたのは、林正明さんです。副区長の平沢剛次郎さんにも同席していただけました。

Q木部西部区に住んでどのくらいになりますか?また普段はどんな生活を送っていますか?

昭和54年に東京から異動し、ふるさと実家に移りました。そこから通勤し会社勤めをしました。当時から田舎の付き合い(冠婚葬祭、地区役員、旅行会等)はしていますが、ずいぶん簡略化になってきましたね。

この地区には炭焼き窯(土窯)があります。グループも出来ていて、以前は名前だけの参加でしたが、数年前に解散し、新たにメンバーが変わった事もきっかけになり、現在はその技術を受け継いで活動しています(木登り会)。

他にも、地区内に耕作を放棄しそうな農地(栗畑)があれば農機具を使い草刈り、枝落としに行っています。

秋になれば栗の生産、出荷を行ったり、冬場には広葉樹の伐採があったと聞けば駆け付け燃料(窯、ストーブ)として、薪作り等をしたりと・・仲間が収穫、集荷に喜ぶ顔をみるとうれしくなります。

 

下画像↓炭焼き窯

木部西部区炭焼き写真★IMG_9756

Q木部西部区の住み良い点、不便を感じる点を教えてください。

ここは茨城町のいちばん西側で、すぐ隣は笠間市です。

区内中央部には茨城岩間線が一本道通っていて、くねくね、あっちこっちに分かれる道じゃない。だからわかりやすいし、通りやすいね!

北側に水田地帯涸沼川があって、のどかで住むには最高の場所でしょう。

区内の米粉パン屋は憩いの場。おとなりの笠間市の行列の出来るたい焼き店がすぐそば。家も密集してるわけじゃないから、適度に距離があっていい。

田舎独特の「おだやかな風景」がある地域です。

スーパーへの買い物は車で20分~30分かけていますが、不便な点は生活の一部になり、住み良い点が勝っています。

Q土地柄自慢や恒例行事など、木部西部区独特な所はありますか?

里山風景を残した※鎮守様(稲荷神社)では、※宮司をお迎えし木部3地区(西部、東部、南部の各役員)による秋の例祭が執り行われています。

また、区内弁天広場には、毎週クロッケー愛好者(小美玉市、笠間市の方も一緒)が集まり、コミュニケーションの場になっています。定期的な大会にも出かけていますよ。同年代の仲間が集まり他愛もない会話をする事は貴重な時間です。

この区は大工さんが多かったり、養鶏場があったり。逆にお米農家は少ないような・・そんなイメージがあります。

あとは・・移住?してきた方もいて、もう30年位前になるかもしれないですね。”移住定住”とテレビやマスコミで取り上げられるずっと前から

神奈川県と2拠点生活を謳歌してる方もいますよ。古民家を改装しながら・・庭の手入れをしながら・・ゆっくりと「時間の流れを楽しむ」最高ですね。

他にも住民のいない本格的古民家があります。平屋の曲屋敷は文化的な価値があると感じます。

 ★IMG_9707  IMG_9791   ★IMG_9792

「クロッケー愛好者の皆さん」「住民のいない古民家・外観」「住民のいない古民家・内装」

 

※鎮守様(ちんじゅさま)・・村や町を開いたご先祖様、あるいはこの土地をお守りする神様をお祭りした神社。

※宮司(ぐうじ)・・・神職や巫女をまとめる神社の長(おさ)である神職の職階(職名・職称)。

木部西部区独特な所

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小幡城整備(竹林伐採)

《木登り会》

里山の保全を主の目的として

活動している仲間の会。

窯で竹材を焼いて竹酢液を採取し、

竹炭と共に地元JA直売所に出荷。

竹林の整備依頼を受けて

取り組む事もある。

現在では口コミで広がり、

対面販売も行っているそう。

炭焼きの「炭」は炭素を閉じ込め

環境に放出しないのでCO²総量削減に

貢献していますと話す林さん。

 

木部西部区グライダー写真

《ラジコン愛好家いこいの場所》

涸沼川 河川敷にラジコン愛好家が集まる

いこいの場所があるのも、

ここ木部西部区。

タイミングが合えば

アクロバット飛行がみれるかも!?

★IMG_9737★IMG_9732

《薗部商店》

今回インタビュー場所としても使わせて頂いた

町内でも名前の知れた米粉パン店

入り口を入るとまずは、香ばしいパンの香りと、

やさしい笑顔の店主が迎えてくれる。

店内にはイートインスペースもあり、

くつろぎの空間になっている。

ちょっと一息。

心の充電にいかがですか?

Q最後に・・移住検討中の方へメッセージをお願いします。

地区内旧家屋に移住した家族が数軒あり、音楽と絵画制作に取り組む2拠点生活をしている方もいます。

居心地がいいのかな?

最寄り「JR友部駅」まで車で約20分、「茨城空港」までは約30分。

毎年小川でゲンジホタルを見る事ができ、夏の訪れを感じる事が出来たり、

思いがけない魅力があると思います。

今では「ほどよいコミュニティ」も魅力のひとつではないでしょうか。

日常生活の中でのON(日常)とOFF(非日常)どちらも手に入る地域です。

 

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 林さん、平沢さんご協力ありがとうございました。
次は上雨ヶ谷区(かみあまがいく) へお伺いします!

(取材日:令和4年12月21日)

 

※取材に際し、一部マスクを外しての撮影をお願いしておりますが、新型コロナウィルス感染対策を十分に講じた上で、取材に臨んでおります。

 


掲載日 令和5年2月28日 更新日 令和5年9月21日
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