○茨城町公共工事の入札，契約の過程及び契約内容の公表に関する実施要領
平成30年3月31日
要領第5号
茨城町公共工事の入札，契約の過程及び契約内容の公表に関する実施要領(平成14年茨城町要領第4号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条 この要領は，公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(平成12年法律第127号。)第8条及び公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令(平成13年政令第34号。以下「令」という。)第7条に基づく，工事の入札に係る情報の公表に関し，必要な事項を定めるものとする。
(公表の対象)
第2条 公表の対象は，予定価格が250万円を超える工事とする。ただし，公共の安全と秩序の維持のため，秘密にする必要があるものを除く。
2 前項の規定に関わらず，町長は，予定価格が250万円以下の工事，建設コンサルタント業務委託及び物品製造についても，この要領による公表の対象とすることができる。
(公表の内容及び時期)
第3条 公表の内容及び時期については，下表のとおりとする。
公表の内容 | 公表の時期 | 閲覧に供する書面 | |
入札に関する事項 | ・一般競争入札及び指名競争入札参加者資格 ・有資格者名簿 ・指名基準 (令第7条第1項) | 決定又は改正後速やかに | ・茨城町建設工事入札参加資格審査要項(平成8年茨城町要項第2号) ・建設工事入札参加資格業者名簿 ・茨城町建設工事請負業者選定基準を定める訓令(平成9年茨城町訓令第4号) |
契約の過程 | 一般競争入札及び特定建設工事共同企業体発注工事に参加する者に必要な資格を更に定めた場合の資格(令第7条第2項第1号) | 入札参加資格決定後速やかに | ・公告(茨城町一般競争入札実施要項(平成29年茨城町要項第5号)。以下「入札実施要項」という。) |
一般競争入札に参加しようとした者の商号又は名称，これらの者のうち当該入札に参加させなかった者の商号又は名称及び参加させなかった理由 (令第7条第2項第2号) | 契約後速やかに | ・競争入札参加資格確認通知書(入札実施要項様式第6号) | |
指名競争入札に指名した者の商号又は名称及び指名の理由 (令第7条第2項第3号) | 入札後速やかに | ||
入札者の商号又は名称及び入札金額(随意契約を除く。) (令第7条第2項第4号) | 入札後速やかに | ・入札(見積)調書(茨城町建設工事等施工手続及び監督規程(平成29年茨城町規程第7号)。以下「監督規程」という。)様式第6号) | |
落札者の商号又は名称及び落札金額(随意契約を除く。) (令第7条第2項第5号) | 落札決定後速やかに | ・入札(見積)調書(監督規程様式第6号) | |
一般競争入札又は指名競争入札において，予定価格の制限の範囲内で最低の価格で申込みをした者を落札者とせず，他の者のうち最低の価格で入札した者を落札者とした場合のその者を落札者とした理由(令第7条第2項第6号) | 契約後速やかに | ・契約内容の公表(低入札価格調査該当工事用)(様式第2号) | |
一般競争入札又は指名競争入札において，最低制限価格を設け最低の価格をもって申込みをした者を落札者とせず最低制限価格以上の価格をもって申込みをした者のうち最低の価格をもって申込みした者を落札者とした場合における最低制限価格未満の価格をもって申込みをした者の商号又は名称 (令第7条第2項第7号) | 落札決定後速やかに | ・入札(見積)調書(監督規程様式第6号) | |
随意契約を行った場合の相手方の選定理由 (令第7条第2項第10号) | 契約後速やかに | ・随意契約内容と相手方の選定理由の公表(様式第3号) | |
契約の内容 | ・契約の相手方の商号又は名称及び住所 ・工事の名称，場所，種別及び概要 ・工事着手の時期及び工事完成の時期 ・契約金額 (令第7条第2項第9号) | 契約後速やかに | ・契約内容の公表(様式第4号) |
契約金額の変更を伴う変更契約をした場合，前記事項及び変更理由 (令第7条第3項) | 契約後速やかに | ・変更契約内容及び理由の公表(様式第5号) |
(公表の方法)
第4条 公表対象となる資料は，財政課において一般の閲覧に供するものとする。
(公表の期間)
第5条 公表の期間は，当該年度から翌年度までとする。
附則
この要領は，平成30年4月1日から施行する。
附則(令和6年要領第2号)
(施行期日)
1 この要領は，令和6年10月1日から施行する。
(経過措置)
2 この要領による改正後の茨城町公共工事の入札，契約の過程及び契約内容の公表に関する実施要領の規定は，この要領の施行の日以後に茨城町入札・契約審査会(以下「審査会」という。)において審議を行う入札について適用し，同日前に審査会において審議を行った入札については，なお従前の例による。
