医療費を節約しましょう
医療費の節約のため、以下のことを心がけましょう。
薬を適切に管理して服用するー「ポリファーマシー」対策のためー
「ポリファーマシー」とは
多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
「ポリファーマシー」対策をしましょう
お薬手帳を1冊にまとめる
自分の処方されている薬がわかるように、お薬手帳を持ちましょう。
複数の医療機関に通っている場合でも、お薬手帳は1冊にまとめておきましょう。
かかりつけの医師や薬剤師を持つ
日頃から、かかりつけの医師や薬剤師を持って、処方されている薬の情報を把握してもらっておくのが安心です。また、薬を飲んだ後に気になる症状があっても、勝手に薬を飲むことをやめたり、減らしたりするのはよくありません。薬によっては、急にやめると病状が悪化したり、思わぬ副作用が出ることがあります。必ず、使っている薬(毎日飲んでいる健康食品やサプリメントも含む)を全部伝えて、医師や薬剤師に相談しましょう。
詳しくは、下記関連リンクより厚生労働省の「ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について」をご覧ください。
リフィル処方箋を活用する
リフィル処方箋とは
症状が安定している患者に対して、医師が長期処方が可能と判断した場合に、一定期間内に最大3回まで繰り返し利用できる処方箋です。
医療機関を受診する回数が少なくなるため、通院負担を軽減できるメリットがあり、結果として医療費の節約につながります。
リフィル処方箋をもっと知ろう
詳しくは「リフィル処方箋について」をご覧ください。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)を使用する
ジェネリック医薬品とは
新薬(先に開発された先発医薬品)と同じ主成分、同等の効き目がある医薬品で、厚生労働省が承認したものです。
開発費用が安く済むため、低価格です。ジェネリック医薬品には、子どもや高齢者などが飲みやすいように、味やにおいを工夫したものや、大きさや形を改良したものがあります。
ジェネリック医薬品をもっと知ろう
詳しくは、「ジェネリック医薬品を利用しましょう」をご覧ください。
セルフメディケーションに取り組む
セルフメディケーションとは
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)において定義されています。
セルフメディケーションに取り組みましょう
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適度な運動や、栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠をとる、定期的に健診を受診するなど、生活習慣のリズムを整えましょう。これらを継続することで、生活習慣病の予防や改善など、健康の維持につながります。
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軽度な身体の不調に対しては、市販薬(OTC医薬品)を活用しましょう。
OTC医薬品とは
薬局・ドラッグストアで処方箋なしで購入できる薬のことです。
軽い体調不良には、OTC医薬品を活用して自分で手当てをすることで、医療費の節約になります。
しかし、判断に迷った際は無理をせず、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。