災害時の避難に関するお願い
避難所には、生活する上で最低限の物品のみを備蓄しており、各種生活用品等については、避難者の方ご自身にご用意いただく必要があります。また、新型コロナウイルス等の感染症対策としての衛生用品についても同様にご協力いただく必要があります。以下の表をご確認いただき、平時からご準備をお願いいたします。
非常用食料・非常持出品リスト(例)
備蓄食料 |
乾パン 缶詰 アメ・チョコレート サプリ インスタント・レトルト食品 飲料水(目安:1人1日3ℓ) |
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貴重品 |
現金(公衆電話用の10円玉含む) 預金通帳 印鑑 保険証 免許証 |
避難用具 |
懐中電灯(1人1台) 予備の電池(携帯用バッテリーなど) 携帯ラジオ ヘルメット・防災ずきん 上履き 防寒着 避難所用の間仕切り,テントなど(プライバシー確保用) |
救急用具 |
救急箱 処方箋の控え 胃腸薬・持病の薬 |
生活用品 |
ライター・マッチ ティッシュ 生理用品 ビニール袋 |
衛生用品 |
マスク 手指消毒液 体温計 |
※上記は一例です。各家庭、各個人の状況に応じて必要な物品をご用意ください。
避難所の場所や避難経路を事前にご確認ください
指定避難所等については、以下のページに掲載しています。
なお、避難所については、災害の状況や避難情報の発令状況に応じて開設されます。避難情報の発令状況や、どの避難所が開設されているかについては、防災行政無線や、災害対策本部のページ等でお知らせします。町からの災害情報の伝達方法や、防災行政無線の放送内容の確認方法については、以下のページをご参照ください。
→災害対策本部のページ(通常時は特に情報を掲載していません。)
避難の判断について
洪水・土砂災害ハザードマップをご確認ください
洪水及び土砂災害に対する避難の判断については、それぞれのハザードマップをご活用ください。各マップは以下のページに掲載されています。
いずれのマップについても、色が塗られている区域が、浸水または土砂災害の危険性が高い区域です。自宅の位置をご確認いただき、避難の判断の目安としてください。
自宅や周囲の状況、避難情報の発令状況に応じて避難の判断を
いずれの災害においても、自宅や周囲の土地等の状況、避難情報の発令状況に応じて、避難のご判断をお願いします。なお、増水した川や大雨が降った際の斜面等に近づくことは大変危険です。上記のハザードマップに加え、以下のページで雨量や河川水位等を確認することができますので、災害時にご活用ください。
※左側のメニューの「現況表」または「一覧表」で確認できます。
災害リスクの低い地域の方は無理に避難する必要はありません
ハザードマップで色が塗られていない地域など、災害リスクの低い場所にお住まいの方は、無理に避難をする必要はありません。むしろ、災害が発生している最中に行動することで、被災するリスクが高まる可能性もあります。避難情報が発令されている場合でもあわてずに判断できるよう、平時からハザードマップ等の確認をお願いします。
危険を感じたら、ためらわずに避難を
避難をすることにより、新型コロナウイルス感染症等のリスクが高まることとなりますが、災害から身の安全を守ることが第一となりますので、危険を感じたら、ためらわずに避難の判断をすることが重要です。その際は、生活用品等の準備に加え、感染症対策のご協力をお願いします。
なお、町の避難所へ行くことだけが避難ではありません。以下に記載の「分散避難」についてもご検討をお願いします。
分散避難にご協力ください
分散避難とは
災害時、避難所に避難者が密集することにより新型コロナウイルス感染症等のリスクが高まることを避けるため、「親戚・知人宅」「ホテル」「車中泊」など、避難所以外の場所へ避難することを言います。
なお、感染症対策を講じたことにより、従前よりも避難所での受入可能人数が減少しております。無理のない範囲で、分散避難のご協力をお願いいたします。
事前にご検討をお願いします
あらかじめ、親戚や知人の方に相談するなど、平時からご準備をお願いします。
車中泊については、定期的に換気をするとともに、エコノミークラス症候群を避けるため適度に体を動かすよう心がけてください。
なお、いずれの場合においても、避難先が安全な場所かどうか確認しておくことが必要です。ハザードマップ等で各避難先の状況を確認し、安全な場所へ避難するようにしてください。
健全な避難所運営にご協力をお願いします
避難所へ避難される際は、新型コロナウイルス等の感染症対策や、避難者の皆様の生活環境の維持のため、以下の点にご協力をお願いいたします。
入館前の体調確認にご協力ください
感染症の拡大等を防ぐため、避難所への入館前に体調確認を行います。検温の実施と、チェック表の記入にご協力いただき、発熱や体調不良等の症状がある場合は他の避難所へご移動いただく場合もあります。混雑状況によっては、避難所内へご案内するまでお時間をいただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。
避難を開始する時点で発熱等の症状がある場合は、可能な限り、事前に役場総務課へご相談ください。
マスクの着用、手指の消毒等にご協力をお願いします
避難所内ではマスクを着用し、ドアノブ等に触れる際には手指の消毒をお願いします。
パーテーション内での生活となります
飛沫感染等の防止のため、割り当てられたパーテーション内での生活となります。パーテーションの広さは約2m×2mで、ご家族同士であれば1箇所に原則として2名割り当てることとなります。できる限り、パーテーションから外には出ないようご協力をお願いします。
各自、定期的に体調確認をお願いします
定期的に検温や体調確認を行っていただき、発熱や体調不良等の症状がある場合は、速やかに避難所担当職員までお申し出ください。
避難の際は必要な物品をご持参ください