災害に備えて「自助」「共助」による防災対策を!!
近年、令和6年能登半島地震や令和元年東日本台風など、大規模な災害が頻発化しています。災害に対しては、「自助」「共助」「公助」の3本の柱で備えることが重要です。
特に、災害発生直後の身の安全に直結するのは「自助」「共助」です。大雨・台風シーズンに向けて、事前の備えを心がけ、災害発生時に備えましょう。
自助(自分の身は自分で守る)
ハザードマップを確認しましょう
洪水や土砂災害に対して町が発する避難指示等は、原則、ハザードマップの区域内の方が対象です(区域外の方も、危険を感じる場合は避難してください)。災害発生時に落ち着いて対応できるよう、必ず事前にハザードマップを確認しましょう。
「我が家のタイムライン」を作成しましょう
近年、台風などによる記録的な大雨が全国各地で相次ぎ、大規模な水害や土砂災害が発生しており、茨城県内でも、平成27年9月関東・東北豪雨や令和元年東日本台風等の災害発生時に、避難が間に合わず、「逃げ遅れ」となってしまう事案が発生しています。各家庭において、逃げ遅れないためにやるべきことを確認しておく「我が家のタイムライン」を事前に作成しておきましょう。
備蓄品と非常持出品
- 災害が発生すると、電気、ガス、水道などのライフラインが使えなくなったり、物流が機能しなくなるおそれがあります。最低でも3日間、できれば1週間程度の食料・飲料水を家庭で備蓄しておきましょう。
- いつでも持ち出せるように、下の表を参考に、あらかじめ非常持出品をリュックサックなどに詰めておきましょう。重さの目安は、男性で15kg、女性で10kgです。
備蓄食料 |
乾パン 缶詰 アメ・チョコレート サプリ インスタント・レトルト食品 飲料水(目安:1人1日3ℓ) |
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貴重品 |
現金(公衆電話用の10円玉含む) 預金通帳 印鑑 マイナンバーカード 保険証 免許証 緊急時の連絡先リスト |
避難用具 |
懐中電灯(1人1台) 携帯電話 携帯ラジオ 予備の電池(乾電池、モバイルバッテリーなど) 携帯ラジオ ヘルメット・防災ずきん 上履き 防寒着 雨具 |
救急用具 |
救急箱 お薬手帳・処方箋のコピー 持病の薬・常備薬・サプリメント |
生活用品 |
衣類 ライター・マッチ ティッシュ 生理用品 ビニール袋 軍手・ゴム手袋 ガムテープ |
衛生用品 |
マスク 手指消毒液・ウェットティッシュ 体温計 タオル |
自力での避難が難しい方へ
町では、避難行動要支援者(自ら避難することが困難な方で、円滑かつ迅速な避難の確保を図るために支援を必要とする方)に対して、「避難行動要支援者支援制度」による取り組みを進めています。
本制度の詳細についてはこちらをご覧ください。
共助(地域のみんなで助け合う)
安否確認・安全確保の協力
自分の安全が確保できたら、無理のない範囲で近隣の方々との安否確認と安全確保に協力しましょう。
地域での話し合い・自主防災組織の立ち上げ
- 地域の自治会等で防災対策を話し合い、災害時の役割分担や行動ルールを決めたり、避難時の支援が必要な方を把握するなど、協力体制を整えましょう。
- 自主防災組織を立ち上げ、防災訓練を行うなど、地域の防災体制を強化しましょう。
※町では、地区の自主防災組織結成援助を目的とした補助金制度を創設しました。
公助(行政機関の取り組み)
災害レベルと町などが発令する避難情報等
災害時には、町が発令する避難情報などに注意し、警戒レベル4(避難指示)までに必ず避難しましょう。
※各種情報は、状況が急変することもあり、警戒レベル1~5の順番で発表されるとは限りません。
町は、様々な情報をもとに、避難情報を発令する判断を行います。必ずしも防災気象情報と同じレベルの避難情報が発令されるわけではありません。
災害時の情報伝達
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町ホームページ・町防災ポータルサイト
災害時には、町ホームページや町防災ポータルサイトでも災害情報を確認できます。また、防災情報も発信していますので、日頃から確認しておきましょう。
その他
気象庁・県・町などからの情報を積極的に取得し、自らの身を守りましょう。