茨城町指定史跡小幡城跡へのご案内
小幡城跡について
茨城県内最大級の中世城郭
築城年代は定かではない。室町時代(1420年頃)に大掾詮幹の三男義幹が築城し、以来、義幹の子孫は小幡氏を名乗ってこの城主となったという伝承があるが、大掾氏の当主に詮幹と言う名の者はおらず、その三男とされる義幹の存在も証明できないため信憑性は薄く、築城者や築城年は不明である。しかし、平成17年から18年にかけての東関東自動車道路建設のための小幡城の発掘調査では15世紀代に遡る遺構・遺物が認められることから15世紀に築城されたと推測されている。
小幡城跡は寛政川に面した標高20mほどの台地の東側に築かれている。現在西側には東関東自動車道が通っていて、こちら側に大手門があった。城内は深い幅広の空堀を当時のままの状態で迷路のように巡らせていて、複雑に入りくんだ郭や変形武者走り、櫓跡、折などさまざまな工夫がみられる。
本丸に残る井戸には、落城のときに金の鳥を抱いたお姫さまが身を投げたという、悲しい伝説が残っている。
指定史跡
茨城町指定史跡 昭和45年1月12日指定
城の形態
平山城
小幡城跡のマップ
小幡城跡上空 | 小幡城跡入口 |
小幡城跡案内看板 | 小幡城跡内通路 |
小幡城跡へのアクセス
自家用車でお越しの場合
- 常磐自動車道「岩間IC」から約15分
- 北関東自動車道「茨城町西IC」から約15分
※カーナビでマップコードが使える場合、下記の番号を入力してください。小幡城跡入口近辺が登録されます。
小幡城跡 239 334 543
(「マップコード」および「MAPCODE」は株式会社デンソーの登録商標です。)
公共交通機関でお越しの場合
- JR水戸駅から石岡駅行のバス乗車、「桜ヶ丘団地入口」バス停下車、約2km徒歩約30分(ルート案内(pdf 247 KB))
- JR石岡駅から水戸駅行のバス乗車、「新小幡」バス停下車、約1.4km徒歩約20分(ルート案内(pdf 284 KB))
- 茨城空港から水戸駅行のバス乗車、JR水戸駅から茨城空港行バス乗車、「秋葉」バス停下車、1.4km徒歩約20分。(ルート案内(pdf 389 KB))
小幡城跡までの案内図
見学にあたって
注意事項
- 小幡城跡にはトイレがありません。トイレを使用する場合は、近隣の「小幡北山埴輪製作遺跡公園」をご利用ください(午前8時~午後5時まで)。場所はこちら(徒歩ルート(pdf 314 KB)・車ルート(pdf 277 KB))
- 小幡城跡周辺には、お店(コンビニ)や食事処等はございません。国道6号周辺をご利用下さい。
- 小幡城跡の敷地内は薄暗くなっていますので、見学の際は足元に十分気を付けてください。また、柵を超えて入らないでください。
- 駐車場以外の場所に車は停めないでください。
参考資料
掲載日 令和2年12月11日
更新日 令和6年12月27日
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〒311-3132 茨城県東茨城郡茨城町大字駒場450番地
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