茨城町指定史跡小幡城への案内
小幡城跡について
小幡城について
1 現状 茨城県内最大級の中世城郭
2 指定史跡 茨城町指定史跡 昭和45年1月12日指定
3 城の形態 平山城
4 歴史
築城年代は定かではない。室町時代(1420年頃)に大掾詮幹の三男義幹が築城し、以来、義幹の子孫は小幡氏を名乗ってこの城主となったという伝承があるが、大掾氏の当主に詮幹と言う名の者はおらず、その三男とされる義幹の存在も証明できないため信憑性は薄く、築城者や築城年は不明である。しかし、平成17から18年にかけての東関東自動車道路建設のための小幡城の発掘調査では15世紀代に遡る遺構・遺物が認められることから15世紀に築城されたと推測されている。
5 説明
小幡城は寛政川に面した比高20mほどの台地の東側に築かれている。現在西側には東関東自動車道が通っていて、こちら側に大手門があった。城内は深い幅広の空堀を当時のままの状態で迷路のように巡らせていて、複雑に入りくんだ郭や変形武者走り、櫓跡、折などさまざまな工夫がみられる。
6 伝説
本丸に残る井戸には、落城のときに金の鳥を抱いたお姫さまが身を投げたという、悲しい伝説が残っている。
7 小幡城へのアクセス
自家用自動車をご利用の場合
岩間IC方面から
岩間ICを降りたら岩間IC入口交差点を大洗方面に左折します。(県道43号線)
そのまま6.6キロメートルほど直進すると国道6号線にぶつかりますので、交差点(小幡南交差点、目印はうどん店)を通過し、600メートル先の交差点を左折します。
約700メートル進んでいくと交差点がありますので右折してください。(上野合郵便局の50メートル先、道が細いので注意)
道なりに進むと、約700メートル先に東関東自動車道路の陸橋があります。右側にある森が小幡城跡です。そのまま約300メートル進むと右側に小幡城跡の入口があります。
石岡方面から
国道6号線小幡南交差点(目印はうどん店)を右折し、600メートル先の交差点を左折します。
約700メートル進んでいくと交差点がありますので右折してください。(上野合郵便局の50メートル先、道が細いので注意)
道なりに進むと、約700メートル先に東関東自動車道路の陸橋があります。右側にある森が小幡城跡です。そのまま約300メートル進むと右側に小幡城跡の入口があります。
水戸方面から
茨城町長岡で国道6号線長岡新田交差点の約300メートル先から県道18号線に入り石岡方面に約3キロメートル進んでいくと、奥谷坂上交差点がありますのでそのまま直進してください。
県道50号線利用の方はそのまま直進すると県道18号線に合流できます。
両側に斎場があり、奥谷坂上交差点から約400メートル進んだ左側にガソリンスタンドがありますので、50メートル先を左折してください。
そのまま約2キロメートル直進した突き当たりのT字路が小幡城跡になります。
T字路を右折し、約200メートル先の左側に小幡城跡の入口があります。
※6号国道に合流した場合は行き過ぎです。そのまま直進し、小幡南交差点を左折して小幡城跡に向かってください。(岩間IC方面からの案内を参照)
マップコード利用の場合
カーナビでマップコードが使える場合、下記の番号を入力してください。小幡城跡入口近辺が登録されます。
小幡城跡 239 334 543
※「マップコード」および「MAPCODE」は株式会社デンソーの登録商標です。
公共交通機関をご利用の場合
バス利用
水戸駅北口(一部南口)からは関東鉄道石岡駅行、また石岡駅西口からは関東鉄道水戸駅行のバスを利用してください。
ただし、平日でも一日7本程度しか運行していませんので、利用する場合は関東鉄道ホームページ等から時刻表をご確認願います。(石岡駅から約35分、水戸駅から約40分)
関東鉄道新小幡バス停で下車し石岡方面に移動すると横断歩道と小さな交差点があります(水戸駅行きバス利用の場合は横断歩道を使い反対側に横断してください。)。
交差点を左折して進むと旧道に小幡城跡の案内看板がありますので、矢印のとおりにお進みください。
道なりに進んでいくと、東関東自動車道路陸橋があります。陸橋を渡りさらに進むと右側に小幡城跡の入口があります。(バス停から約1.4キロメートル、25分)