熱中症に警戒しましょう

国内における年平均気温は、1898年の統計開始以降で、直近5年が上位5位を占めています。令和5年の熱中症警戒アラートの発表回数も、1,232件と年々増加し、熱中症による救急搬送も増えています。令和4年には、1,477人が熱中症が原因で死亡しています。

そこで、夏の猛暑から健康を守るため、令和3年度から「熱中症警戒アラート」が毎年発表されており、令和6年度からは、「熱中症特別警戒アラート」が新たに発表されることになりました。

暑さ指数（WBGT)を確認しましょう

• 暑さ指数（WBGT）は、気温・湿度・輻射熱・風の4つの要素からなる指標で、熱中症を予防することを目的に考案されました。
• 暑さ指数（WBGT)28を超えると、熱中症にかかる人が大幅に増加します。
• また、暑さ指数（WBGT）が低くても、熱中症になる危険性はありますので、涼しい屋内での休憩や塩分・水分を補給するなど、熱中症を予防しましょう。
• 最新の暑さ指数は、環境省の熱中症予防情報サイト等で確認することができます。

→暑さ指数について（熱中症予防情報サイト 環境省）

→茨城県の暑さ指数(WBGT)の実況と予測（熱中症予防情報サイト 環境省）

表_暑さ指数（WBGT)と熱中症予防行動指針

「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」とは

熱中症から健康を守るために、環境省は、暑さ指数（WBGT)を基に、令和3年度から「熱中症警戒アラート」を毎年発表しています。令和6年度からは、これまでに例のない危険な暑さから健康を守るため、「熱中症特別警戒アラート」が新たに発表されることになりました。

熱中症警戒アラート

1. 運用期間：4月24日（水曜日）から10月23日（水曜日）まで（令和6年度）
2. 発表時間：前日の午後5時、当日の午前5時
3. 発表基準：県内の観測地点のうち、1箇所以上で、暑さ指数（WBGT)33に達すると予測される場合

※茨城県内の観測施設は、北茨城・大子・常陸大宮・日立・水戸・笠間・鉾田・土浦・つくば・鹿嶋・龍ヶ崎・下館・下妻・古河の14箇所

• 熱中症に係る危険性が極めて高くなる場合に発表されます。
• 「熱中症警戒アラート」が発表されていなくても、熱中症の危険性は十分ありますので、ご注意ください。
• 「熱中症警戒アラート」の発表状況は、環境省の熱中症予防情報サイト等で確認できます。

→熱中症警戒アラートの発表状況（熱中症予防情報サイト 環境省）

熱中症警戒アラート全国運用中！(pdf 1.54 MB)

熱中症特別警戒アラート

1. 運用期間：4月24日（水曜日）から10月23日（水曜日）まで（令和6年度）
2. 発表時間：前日の午後2時
3. 発表基準：県内の観測地点のうち、全てで暑さ指数（WBGT)35に達すると予測される場合

• 広い地域で過去に例のない危険な暑さとなり、重大な健康上の被害が生じる恐れがある場合に発表されます。
• 熱中症特別警戒アラートが発表された場合、町では町総合福祉センターゆうゆう館エントランスを指定避暑避難施設（クーリングシェルター）として開設します。
• 「熱中症特別警戒アラート」の発表状況は、環境省の熱中症予防情報サイト等で確認できます。

→熱中症特別警戒アラートの発表状況（熱中症予防情報サイト 環境省）

熱中症特別警戒アラート_リーフレット(pdf 817 KB)

指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）について

町では、下記の施設を指定避暑避難施設（クーリングシェルター）として指定しています。外出中に危険な暑さに見舞われた場合や自宅に冷房設備がない、または故障した場合などにご利用ください。

指定暑熱避難施設_リーフレット(pdf 590 KB)

6月27日「イオンタウン水戸南」と協定を締結しました

令和6年6月27日、町民の方々の熱中症による健康被害の発生防止を目的に、「イオンタウン水戸南フードコート区画」を指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）に指定する協定を締結しました。

町からの情報発信

「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合、防災行政無線・登録制メール・町公式SNS（X、LINE）で周知しますので、登録やフォローをお願いします。

→登録制メール配信サービスの詳細について（茨城町ホームページ）

→登録制メール配信サービスの登録フォームはこちら（登録フォーム）

→町公式Xのフォローはこちら（茨城町公式Xアカウント）

→町公式LINEの追加はこちら（茨城町公式LINE）

熱中症の予防方法について

熱中症予防には普段からの備えや意識が必要です。具体的な予防法については、下のリンクよりご覧ください。

→熱中症の予防方法について（茨城町ホームページ）